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2001年9月アーカイブ

 19、20日とブルーノート大阪でのステージを無事に終えました。来て下さった大勢の皆さんに心より感謝申し上げます。何より、いいムードでステージがやれたのはお客さまの雰囲気が良かったからだと思います。
盛り上げ上手な皆さんに拍手。そして時間がつい、おしてしまう私のために忙しくなってしまったお店のスタッフの皆さんにも感謝の拍手。御協力ありがとうございました。我々ステージ上の人間達は本当に気持ちよく、充実感に浸りながら千秋楽の後、美味しいビールをいただいたのは言うまでもありません。ステージ上からホームページのこともお話させてもらいましたよね。帰ってからメールを見るとたくさんの方からお寄せいただいてました。ホントにうれしかったです。ありがとうございました。男性からも女性からも「楽しかった、元気になった・・・」とお寄せいただき、「懐かしい曲に、忘れていた出来事を思い出した・・」等々。「これからも頑張れ、また行くよ」とホントにうれしいメールの数々に、思わずニンマリしてしまいました。
そして二日間、ホテルとブルーノートの送迎をしてくださったドライバーのおじさんにも感謝です。最後にホテルについた時、私達一人一人に握手をして『お疲れさまでした。またすぐに来て下さいね、待ってます。』と言って下さったのです。とても印象的でした。やっぱりライブはいい・・・。その時々、色々な事情や状況があるけれど、終わってみると「やって良かった」「無事にやりきった」と言う充実感でいっぱいになるのです。そして来て下さった人達と何か、どこかがつながった気がするのです。「もう他人じゃないよ」なんて。
あと30年くらいはやり続けるよ・・・なんて冗談めいて言ったけど内心、できる限り一日でも長くステージ活動をしていこうと思っているの。ここからは体力ね、やっぱり。実は帰った日も、そして翌日もプールに行って来ましたよ。先ずは疲れをとって次に向かうために、です。いつも変わらないね、元気だね、と言われるために頑張りますよ。また楽しいステージでお会いしましょうね。本当に有り難うございました。

 そうそう一人欠けていたメンバー(コーラスのサエちゃん)が昨日無事にカナダより帰国いたしました。1時間半遅れながらも無事に帰って来たとメールが来ましたので、一応御報告まで。次回は全員でステージに立ちたいと思います。サンキュー!。
 沖縄から大阪のキャンペーンに直行、そして名古屋のキャンペーンと台風に翻弄されながらの宣伝活動が一段落しました。名古屋の帰りにはとうとう北上する台風に遭遇し、それでも40分くらいの遅れで帰途に着きました。ラジオや新聞、雑誌の取材など滞りなく終えてホッとしています。皆さんにはホントに良くしていただきました。感謝しています。また新しい友人も出来、旧交も暖めつつ、早速メール友達も増えました。嬉しい事です。

 一日ゆっくりして・・・と思った矢先でした。アメリカでの同時多発テロ事件が起き、それからずっとTV の前に釘付けになっています。信じられないような大惨事にどきどきして落ち着きません。一体、誰が、どうしてこんなひどい事を考えられるでしょうか?!。アメリカ中が今も緊張の空気に包まれています。今日、シカゴの友人からメールが来ました。シカゴにも有名な高層ビル、シアーズタワーがあってマンハッタンの事件後すぐに、そのビルにいた人達は避難したそうです。まだ数日は落ち着かないだろうと言っています。NY には別の友人が何人かいて私もメールしたところです。ダウンタウンやミッドタウンに住んでいるので心配です。無事であればいいのですが・・・。今は返事を待つしかありません。無事を祈るのみです。

 そして翌日(14日)、シカゴからまたメールが来ました。「今日は祈りの日・・・」という内要でラジオから国歌が流れ、国旗の掲揚をくり返し呼び掛けているそうです。彼女は日本人ですから『今回の事件はあの、パールハーバーに匹敵する大事件・・』と報道される度、悲しい気持ちになると書いてありました。この先どんな事になってゆくのか・・成りゆきは読めませんが、あまりに惨いのは人の手による惨事だという事です。本当に胸が痛みます。心から御冥福をお祈りします。
 やれやれ、やっとこのところのピークである東京でのライブが無事終了しました。久々の東京と新曲のお披露目が重なり結構重いものがありました。何たってニューアルバム発売記念という建て前がありますし、私も今回に限っていろんな人に声をかけちゃったものですからプレッシャーは極限でしたよ。この場を借りて、来て下さった皆様に感謝申し上げます。本当に有り難うございました。業界の関係者各位、友人、知人、同業者の友人達そして何より、私のファンとして来て下さった皆様、本当にありがとう。久々に「清水の舞台から飛び下りる」(?)心境でのぞんだステージでしたが、そのわりに自然体でやれたのが救いでした。ここまで来たら開きなおるしかない、地のままの私をお見せしちゃいました。緊張のせいか、気持ちのせいか、ちょっと鼻風邪っぽかったので少々神経質になってたのかしら?。終りの方のMCで「私今日は病気なのよ・・・」なんて言っちゃったものですから皆さんに御心配かけちゃいました。誤解を招くような事言ってごめんなさい。エクスキューズのつもりが尻切れとんぼになっちゃったんですね。いたって健康ですから御安心下さい。あと30年くらい(?)はライブいけると思いますんでよろしくお願いしますね。ホントに私ったら粗忽なんですから・・・。それにしても暖かい雰囲気と拍手があって、ホントに気持ちよくステージをやる事が出来ました。「いつまでも変わらない」ことをモットーにステージをやってるつもりですが、それが皆さんに届けられたらうれしいです。それぞれの歌で思い出の日々を振り返れるように、私はいつも'あの時の私'でいなければ・・それが一つの使命感だと思っていますから。そして'元気'を届ける事も。やっぱり基本は健康な身体よね。それと明日への期待でしょうか。そして欠かせないのが'いい仲間'です。今回のステージも安心して
身をまかせられるミュージシャン達が支えてくれましたからいいムードで終えられたと思います。プレイは勿論、気持ちも姿勢も誇れる仲間達と一丸となってステージに立てる幸せ。これがやみつきになる要因です。あきらめない、止まらない、逃げない、常に前に向かって行く、この気持ちがいい輪を作るのです。みんなでいいステージを作るのです。私一人では何も出来ないんですから。私はネックレスの留め金みたいなものです。留め金が壊れちゃうとネックレスは使い物になりませんが、ネックレスの一つ一つの石も大事です。同じ輝き、大きさそして、数も揃っていないと価値がありません。全部のバランスがとれて商品になります。一級品であるかどうかは磨き方とそれによる輝きです。元々の質は言語道断、良くなければお話になりません。留め金は丈夫で長もちが命ですから私の使命は先ず、それです。そしてすばらしい宝石たちをしっかり繋いで、柔軟に動いて輝きを振りまけるように、適度な隙間を開ける事。控えめながらいい素材で格調高い細工の留め金を目指したいと思います。留め金を見ればネックレスの価値が測れるくらいにね。今回来て下さった皆さんとまた近々お会い出来ますように!。サンキュー。