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2010年2月アーカイブ

 2月に入ったとたん、本格的な冬となりました。暦の上では当たり前でしょうけど1月があまりに暖かかったせいか、今日は一段と寒さが凍みます。都内でも昨夜から雪が降り、まだ駐車場やビルの屋根にはうっすらと白く残骸が残っています。2月の別名は「初花月」とか?・・この景色では何だかピンと来ませんけど。これからしばらくは冬日が続くらしい。お天気予報ではそう言ってました。何たって良く当たりますものね、いつからか・・・。

 さすがに昨日は散歩にも行けず、今日もどうしたものかと考え中。窓の外を見るとまだ雪は溶けていない・・・と言う事は寒そうだし・・・やっぱ止めとこう。わざわざ風邪をひきに行く事もないか・・・って、「なまけもの」がつぶやく。しばらくはウダウダと揺れるワタシ・・・です。トホホ・・・。

 時折薄日が顔を出すと何故だかホッと心が緩む。「太陽の恵み」の有り難さをしみじみ感じる瞬間です。そうなんですよ。『地球温暖化』の問題は今こそ深刻に考えなければならないのです。もう3年位前になりますが、地球環境についてちょっとだけかじった事があるの。折しも元米国副大統領アル・ゴア氏が温暖化の脅威について提唱し、話題になっていた頃です。『不都合な真実』と言う映画が公開され、高い評価を得ていました。私も観たのですが、ドキュメンタリーと言ったらいいか、調査結果をまとめたと言ったらいいか・・・。貴重な資料としての評価も高く、見終わった後は確かに背筋が寒くなりました。あわせて山本良一氏の『温暖化地獄』と言う本も読んでみました。映画を検証するような本でもあり、実態が良く理解出来た気がします。

 それによると実は、1990年には既に「温室効果ガスは気候変化を生じさせる恐れがある』と言う報告書が出されていたのです。温室効果ガスとは二酸化炭素、メタン、フロン等の有害物質。つまりおおざっぱに言うと、これらが地球全体を覆い、太陽光を遮断するようになると気候に変化が現れると言う脅威を唱っているのです。たとえば干ばつや洪水、暴風雨。熱波や寒波などの異常気象。気温の上昇による海面の水位の上昇。そして感染症の拡大・・・思い当たりません!? 昨年から脅威を振るっている新型インフルエンザはまさに、「感染症」じゃないの!?、私など内心ゾッとしましたよ。

 やっとこのところ、日本でも身近な話題となって来たエコ問題は実に、深刻な課題なのです。それも地球レベルで、ですよ。一人一人が今こそ二酸化炭素(CO2)の排出量の削減を実行しなければ!この本でも言っています。目指すは『低酸素、循環型共生社会』の実現である!と。平たく言えばこう言う事かな?個人レベルでやれることは省エネ、節電、ゴミの分別ってこと?それと水も大切に使わなきゃ。けっこう身近な事柄なんですよ。意識するかしないかの問題かも知れませんね。私ももう一度気を引き締め直して、しっかりやらなくちゃ!