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2008年2月アーカイブ

 雪の祭典真っ盛りの北海道へいざ!羽田も千歳も人、人、人。当然飛行機も満席です。雪祭りももちろんですが、近年は旭川の旭山動物園など話題のスポットも多くなり、北海道は人気上昇中の模様。外国人(アジア系)の旅行客もずいぶん見かけました。そう言えば、スキー場にはオーストラリアからの観光客が多いと聞いたこともあります。やっぱり、雪が珍しいのでしょうね?

 今回私は、生ラジオの『トーク&歌』ゲストで訪れました。スタジオからの生放送です。このところ頻繁にお付き合いいただいている、ピアニストでアーティストの泰輝さんにご一緒してもらいました。スタジオには100人位のお客さまがいらしてましたかね?。和やかないい雰囲気の中、アッという間の3時間の生放送。私は話の合間、合間にピアノとデュオで3曲ご披露しました。そうそう、もう一人のトーク&ダンス(?)ゲストはパパイヤ鈴木さん。あの『元祖でぶや』でお馴染みのあの方ですよ。以前から密かにファンだった私は、ご本人の前で『まいう~~』と言えたのがうれしかった!礼儀正しく、人当たりの柔らかい、とってもいい人でした。そして慌ただしくも終わるや否や、我ら一行千歳へ。昨日と同様、空港内は人でごった返しており、お土産げ売り場も大繁盛な様子。

 この時期と言うと、道内のあちらこちらでさまざまな雪の祭典が楽しめます。今回私は小樽まで足を伸ばしました。『雪あかりの路』と名付けられたお祭りをやっているとの情報を得たのです。私も初耳です。聞けば、小樽の運河沿いに雪で造った小さな灯籠(?)がズラッと並べてあるらしい。その中にはロウソクが入っていて、そのロウソクの仄かな灯りを楽しみながら、その運河沿いの雪道を散策するんだそうです。前乗りだったその日、私達一行は千歳から小樽に直行することに。何年ぶりかの小樽です。これまた想像以上に観光客でにぎわっておりました。

 雪道をざくざくと踏みしめながら『仄かな灯り』に沿って運河沿いを歩いて行く。足は冷たいけれど、炎を見ていると何となく暖かいような気がして来るから不思議です。運河の水面にも漁師さんが使う、『浮き』がイルミネーションとして浮かんでいます。もちろん中にはロウソクが灯り、水面にポッと浮かんでいます。まるで丸いランプか何かのように見えます。なかなか幻想的な光景でした。

 ひとときまったりとした気分に浸り、お待ちかねの晩餐に突入。今日の小樽に誘って下さった方が知り合いのお店に連れて行って下さいました。小樽商大の近くに佇む、こじんまりとしたイタリアン・レストラン。ご主人が一人で切り盛りをしているお店です。その時々の旬な食材で腕を振るって下さいました。地元人でなければ絶対見つけられないお店でしょうね。お味は言う事なし!ワインも良し!ほろ酔いに身を任せつつ、後ろ髪を引かれつつ、大満足で小樽を後にした私達でした。

 仕事でもあり短時間の滞在ではありましたが、とても中身の濃い、充実した今回の北海道。今度は時間をかけて、ゆっくり小樽を満喫したいものです。いつの間にやら鼻風邪も吹き飛んだような?

 2月も半ばを過ぎました。このところ、お天気はいいけれど寒いです。今年はいつになく寒さが身にしみるように感じます。地球温暖化の話題が日々聞かれるようになり、その深刻度が増して来ています。微妙に気象バランスが崩れて行ってるのを感じませんか?。何となく不安です。

 1月は後半から2月初めにかけてバタバタでした。その日、テレビ番組『とくダネ』の生出演(歌あり)の後、夜には企業イベントのステージと言う、久々にハードな一日。まさに体力勝負!です。おまけに、翌日はタビですよ。宮崎県は都城にて、5大編曲家の競演によるコンサートの歌ゲスト。それも60人からなるオーケストラをバックに歌うと言う、これ又緊張感のある仕事なんです。

 服部克久先生はじめ、小六禮次郎さん、萩田光雄さん、千住明さん、服部隆之さんによる作、編曲の数々をご披露するというもの。『JCAAアレンジャーズサミットコンサート』です。3時間余りのコンサートはさすがに聴きごたえがありました。真新しいホールもすばらしく、オーケストラが奏でる名曲の数々に心地よく包まれた3時間でした。オーケストラの音色がこれほど優しく、繊細で、なのに艶がある、こんな印象は初めてかも知れません。音楽の奥の深さを、すばらしさをあらためて思い知らされた気がしました。もちろん、作品や編曲のチカラありきですよ。さすが日本が誇る五大巨匠の皆さんです。本当にすばらしい、感動的なコンサートでした。こんな場面に遭遇出来た私はなんて幸せ者なの?!

 ともあれ、私も無事にお役目を果たし、大喝采にてコンサートは終了致しました。その夜の打ち上げは笑顔、笑顔で大盛り上がり。ちなみに私の役目はと言うと、材料(?)だったのでした。『歌ゲスト』と言う名の素材ですね。編曲によって、こんなに曲や歌の世界が変わるんだよ、と言うのを実践して伝える役目。だから結構大変だったのですよ。一つの曲を色んなリズムで歌い分けるとか・・・。もちろんオリジナルも歌わせてもらいましたよ。壮大なオーケストラをバックに、それはそれは気持ち良かったです。と言う訳で、年明け初の濃い4、5日を無事に乗り切った大橋でした。ホントに、どうなるかと思った。とりあえずおっちょこちょいの私が大失敗もなく、無事にクリア出来た事に先ずは感謝。人間、やれば出来るもんだ?なんて、ちょっと鼻息も荒くなったりして。

 しかしホッとしたとたん、ガタっと来ちゃいましたね。旅から帰ったその夜は、心地よく美酒に酔い、けだるさに身を委ねました。その翌日、起きたらいきなり鼻風邪ですもん。どこで風邪引いちゃったんだろう?はて???そして5日間の自宅こもり。ハナのかみ過ぎで鼻の下がいた~い。ハナって、どこからこんなに出るの~~。この後、極寒の北海道のタビが待っているっつうのに~~~。そうですよ、時節柄『雪祭り』イベントに決まってるじゃないのサ!つづく