台風一過。昨日と打って変わって、スッキリとした青空が広がっています。気持ち良い秋晴れとなりました。一昨日の台風前日、時折雨に襲われながら野外のライブがありました。鎌倉の鶴岡八幡宮での『鎌倉音楽祭』です。JFNのラジオ公録として、４人のアーティストが共演しました。
一青窈さん、元ちとせさん、中孝介さんの若手３人に混じって私です。すごい顔ぶれでしょ？もちろん、皆さんとお会いするのは初めてでした。どなたも思った通り、個性的な声と独特の世界を聴かせて下さいました。壮大な鶴岡八幡宮の中の『舞殿』に、ステージが組まれました。こんもりと木々に囲まれ、雄大な自然に抱かれてのライブはまさに、幻想的でした。時折雨が強くなったりもしましたが、沢山のお客様が最後までじっと聴き入っていたのが又、印象的でもありました。
今年２回目になる『鎌倉音楽祭』は、この八幡宮が主催であることにも驚きましたけど。鎌倉市の活性化に役立てたい、と企画されたそうです。ちなみに、去年の一回目はお天気に恵まれ、三日月まで出てたそうで、より幻想的だったそうです。
く～～～、『雨女』『雨男』は一体誰なんだ！！！
雨はともかく、すばらしいコンサートは無事に、滞りなく終えられました。アンコールでの４人のコラボも珍しいけど、一青窈さんと私のコラボ『シンプルラブ』も圧巻でしたよ。何と！彼女がお気に入りだそうで、是非とも『シンプルラブ』をと言う事だったのです。『こういうテンポの曲は歌ったことがないけど、すっごい楽しい！』と、目を輝かしてました。彼女の新しい一面を披露したライブになったのでは？いやいや・・・意外に違和感もなく、また違った色合いの『シンプルラブ』と出会えた感じでしたよ。とにかく皆さん、歌がしっかりしてますからね。すばらしい、聴きごたえのあるコンサートだったことは言うまでもありません。また、こう謂う刺激的なジョイントにどんどん参加したいものです。
ただ、雨がね・・・。大橋の『晴れ女伝説』はやっぱり、崩れちゃうの？？？
１０月６日、３連休の初日に『夕張もみじ祭り』に行ってきました。３月の応援コンサート以来、８月のラジオ、そして今回のお祭りと、このところ頻繁に夕張を訪れる機会に恵まれました。だんだん体が馴染んで来るのを感じます。
このお祭りは「ニトリ北海道応援基金協賛事業」の一つとして、春の『さくら祭り』と共に、夕張を応援しようと企画されました。ふるさとを桜ともみじの名所にしようと植樹も行われました。各方面からの応援も得て又、新たな再生へのプロジェクトがスタートしたと言えます。
初日の６日はお天気も良く、雲一つない秋晴れで、まさにお祭り日和。そりゃあ『晴れ女』大橋でしょ！ってな感じの暖かい一日となりました。１１時のオープニングセレモニーから始まって、太鼓保存会の皆さんが次々とステージを盛り上げます。私のライブは午後３時からだったので、それまではゆっくりとお祭り気分を味わせていただきました。何だか、久しぶりのほんわか・・・です。
場所は『滝の上公園』。夕張の本町からは車で４０分くらいかしら？子供の頃に何度か連れて来てもらった記憶があります。こんなに広くて、こんなに美しい場所だったなんて・・・子供の頃にはわからなかった。ずいぶん整備されたとは言え、小さな橋から眺める渓流はホントに見事でした。今年は夏が長く、暑かったので、もみじ狩りにはちょっと早かったけど、自然を満喫するには十分です。空気がホントにきれいで、草のにおいがたまらなく気持ち良かった。
会場（？）はステージのある広場と、駐車場からつながる小高い丘に設置され、お祭り特有の出店が周りを囲んでいます。ほとんどが食べ物店です。丘には直径５メートルの『大鍋』が設置され、三日間日替わりで『大鍋料理』を振る舞うそうです。ちなみに初日は、『赤平がんがん鍋』でした。モツと野菜と豆腐のみそ汁仕立て。一杯２００円だったかしら？
何しろ北海道と言えば食の宝庫ですよ。出店もあるは、あるは・・・。そば、うどんからステーキ丼にアワビのウニ焼き、かにの甲羅焼き、ジンギスカン、ラーメン店、パンに菓子、キノコ汁に焼きトウモロコシ、焼きそばからおにぎり＆いなり寿司、採れたてじゃがいもや野菜即売etc。広場の間の小さな池では、ニジマス釣りとそれを焼いて食べさせてくれるなど、お楽しみ満載です。見て回ってるだけなのに、両手には食べ物が溢れてる。あれもこれも食べたくなるんですよ、あんまりおいしくて。ステージが始まる前にお腹いっぱいになっちゃって、どうしよう？
今回は３０分強のライブなので、アコースティック・バージョンでやりました。初の変則編成で、バックは３人。ギター、ベース＆キーボード。『Terra』で初競演の大山泰輝さんにキーボードをお願いしました。彼も夕張生まれなので、是非ご一緒したかった。ほんわかとした暖かい人柄で、ギターのタマちゃんやベースのマー坊さんとも息はピッタリ。見た目通りの暖かい、頼りがいのあるいいピアノを弾いてくれました。シルエットロマンスは『Terra』の再現で、もちろんデュエットでお届けしました。
気持ちの良い一日を過ごして、夕方には千歳へ向かいました。大山さんは札幌からご両親と、奥さんのご家族がいらしてたので、会場で別れました。この後皆さんは彼のいとこのお店だと言う、沼ノ沢の『レストラン大山』で食事をされたと聞きました。テレビなどでも紹介され話題になった、あの、駅舎のレストランです。
とりあえず、夕張も少しずつ動き出した、そんな気がします。人が集まればにぎやかだし、活気が出て、笑顔も増える。気分が良ければ、元気にもなる。夕張市長の藤倉さんも仰ってました。『年齢を忘れましょう！気持ちでいくらでも元気になれる！』と。ホントに同感です。『病は気から』ですよね？！
翌日、いよいよ本番日。今回のクルーズのメイン・イベントである『ディナー＆ショー』と言う事で、ディナーはレストラン『アルポルト』のオーナーシェフである片岡護さんをゲストにお迎えしてのイタリアンディナー。このディナーだけでも一見の価値いや、一食（？）の価値ありでしょ？！もっちろん！私たちも２回ステージが終わった後で堪能させていただきましたよ！さすが、大変おいしゅうございました！！！ショーの方もシンプルな４人編成ではありましたが、ビシッと決めさせていただきましたよ！（たぶん？）
この日は夕方のリハーサルあたりに多少の揺れを感じましたが、本番中はまったくありませんでしたね。それもそのはず、ショーの間は停泊していたんですって！
リハーサル中にウエちゃんが『う～、気持ち悪い』とか『酔いそう～』とか連発してたけど、そのせいでしょうか？。停泊してくれた？。そんなわけないよね？！
で、私たちはステージ後、正しい正装に着替えて（？）片岡シェフによるイタリアンをいただいたのです。レストランのスタッフには申し訳なくも、１１時過ぎからのフル・コースとなりました。大変おいしゅうございました！（しつこい？！）
みんな慣れない仕事の気疲れでしょうか、それとも揺れも手伝ってでしょうか？・・・いや、着慣れない「ネクタイ」のせいでしょう！やっぱり、酔いの回るのが以上に早い気がしたんだけど。そう言う私もヘトヘトで、酔いどころか眠気に襲われてどうにもなりません。明日の下船は朝９時過ぎとの事、さっさと寝るにかぎりますか。ホント言うと、もう少し船内をゆっくり探索したかったんですけどね。ま、次の機会（が、あったら・・・だけど）に期待しましょう！とにもかくにも二泊三日の船の旅、ステキな経験をさせていただきました。どうしよう・・・この異空間の心地良さったら、クセになりそうです～～～！！！
