編集長のウエちゃんが写真をアップしてくれたので、バンマス&ウエちゃんのコメントを読みながら、私も洋上ライブを振り返ってみようかと思います。長い事この仕事をしているけど、船でのステージは初めての事。いや、その昔に一度だけフェリーで演奏した事がありましたっけ・・・美乃家セントラルステーションで活動しだした頃、もちろん初代のメンバーです。封印された『悪夢』とでも言いましょうか・・・。
頃は夏。夏休みを兼ねて「北海道ライブ・ツアー」をやろう、と言う話が持ち上がりました。遊び気分でいいじゃない!、と一同ウキウキ気分です。北海道の苫小牧までフェリーに乗せてもらう代わりに、船内で2回(だったかな?)ステージをやるのが条件です。道内に入ってからは、楽器一式とメンバーがバンと乗用車に分乗してのロード・ツアーの予定です。仕事はその時のマネージャーが、さる放送局に手配してもらっているから大丈夫・・・との事でした。確か、全行程12日間のツアーでした。
さて出発当日です。思えば、集合場所から悪夢は始まっていたのでした。思ったよりフェリーは大きかったです。へー・・・なんて、言ってる場合じゃありません。地上から4階くらいはあろうか、と言う搬入口に楽器を入れるのです。自分達で!。それも手持ちで!!!。うっそ~~~~!!!。2時間以上はかかったんじゃないかしら?。やっと乗り込んで、やれやれ。最初からどっと疲れてみんな口もきけません。用意された部屋は2段ベッドが両壁にセットされていました。4人いや、6人部屋だったかしら?。寝台車に乗った気分です。もちろん私もそのベッドの一つに寝る訳で、女だろうが何だろうがお構い無しのようです。それでもみんな気分が落ちないよう、明るく盛り上げていたように思います。とにかく苫小牧までだから・・・って。たった二晩のしんぼうさ!。
そして夜になり、いよいよステージです。小さな不安をかなぐり捨ててさあ、盛り上がろう!。こじんまりとセットした楽器をバックに立つ私。この時代です(30年近く前です)。ボーカル・アンプにスピーカーと、かなりコンパクトです。場所はサロンと言ってもいわゆる、休憩所みたいなものです。一体、船のどの部分にあたるのか、ゴーっというエンジン音?が地鳴りのように響き渡っているのです。ハッキリ言って、歌なんて聞こえるの?って感じ???。おまけに途中、船が大きく揺れたからもう、大変。スピーカーも楽器も、左右にザザ-ッと動くのです。立っている私達もその都度と、と、と、っと、駆け込む。今思い出してもマンガみたいでしょ?!。それでも約40分のステージをちゃんとやってのけたんです!。足を踏ん張って!!。(力の入る所が違う気がするんだけど)いやはや疲れました。
やっと苫小牧には着いたけれど・・・そう、楽器を下ろして、車に積み込んで・・・いざ、出発!。ここからがまた、苦難の続出となったのでした。予定されていた仕事というのが、これがまた「とんでもない!」仕事ばかり!!。公開録音というふれこみのはずが、どうよ?!。家具展示場での客寄せ、温泉旅館の大広間、ディスコ・バンドのトラ、お祭りのイベント、やっとホテルでの仕事かと思いきゃ、パーティーのダンス・バンドときたもんだ。行く先々で『話が違うじゃない?!』って、マネージャーに詰め寄ったってどうにもなるもんじゃない。事ごとく裏切られ、次第にみんな無口になって行く。結局、「放送局の人」というのにしてやられたって事?!。『大橋純子&美乃家セントラルステーション』を歌謡コーラスバンドだと思った、と言ってたとか・・・。ホント、情けないったら!、とほほよ。仕事を半分程キャンセルしてもらい、さんざんな思いで北海道から帰って来たのでした。その2年後くらいかな・・・?、我らがブレイクしたのは?。
と、こんな『悲劇の船上ライブ』に比べたら、いや、比べ物になりません!!!。今回は外国航路の豪華客船で、セレブな方々をもてなすディナー・ショーですもの。そうよ、こうでなくっちゃ!。まるでホテルそのものが海を走っているような感じ?。優雅な気分で、洋上ライブを満喫させていただきました。『揺れ?』、『ちょっと立ちくらみかしら?』くらいのものよ。ハ、ハ、ハ。
頃は夏。夏休みを兼ねて「北海道ライブ・ツアー」をやろう、と言う話が持ち上がりました。遊び気分でいいじゃない!、と一同ウキウキ気分です。北海道の苫小牧までフェリーに乗せてもらう代わりに、船内で2回(だったかな?)ステージをやるのが条件です。道内に入ってからは、楽器一式とメンバーがバンと乗用車に分乗してのロード・ツアーの予定です。仕事はその時のマネージャーが、さる放送局に手配してもらっているから大丈夫・・・との事でした。確か、全行程12日間のツアーでした。
さて出発当日です。思えば、集合場所から悪夢は始まっていたのでした。思ったよりフェリーは大きかったです。へー・・・なんて、言ってる場合じゃありません。地上から4階くらいはあろうか、と言う搬入口に楽器を入れるのです。自分達で!。それも手持ちで!!!。うっそ~~~~!!!。2時間以上はかかったんじゃないかしら?。やっと乗り込んで、やれやれ。最初からどっと疲れてみんな口もきけません。用意された部屋は2段ベッドが両壁にセットされていました。4人いや、6人部屋だったかしら?。寝台車に乗った気分です。もちろん私もそのベッドの一つに寝る訳で、女だろうが何だろうがお構い無しのようです。それでもみんな気分が落ちないよう、明るく盛り上げていたように思います。とにかく苫小牧までだから・・・って。たった二晩のしんぼうさ!。
そして夜になり、いよいよステージです。小さな不安をかなぐり捨ててさあ、盛り上がろう!。こじんまりとセットした楽器をバックに立つ私。この時代です(30年近く前です)。ボーカル・アンプにスピーカーと、かなりコンパクトです。場所はサロンと言ってもいわゆる、休憩所みたいなものです。一体、船のどの部分にあたるのか、ゴーっというエンジン音?が地鳴りのように響き渡っているのです。ハッキリ言って、歌なんて聞こえるの?って感じ???。おまけに途中、船が大きく揺れたからもう、大変。スピーカーも楽器も、左右にザザ-ッと動くのです。立っている私達もその都度と、と、と、っと、駆け込む。今思い出してもマンガみたいでしょ?!。それでも約40分のステージをちゃんとやってのけたんです!。足を踏ん張って!!。(力の入る所が違う気がするんだけど)いやはや疲れました。
やっと苫小牧には着いたけれど・・・そう、楽器を下ろして、車に積み込んで・・・いざ、出発!。ここからがまた、苦難の続出となったのでした。予定されていた仕事というのが、これがまた「とんでもない!」仕事ばかり!!。公開録音というふれこみのはずが、どうよ?!。家具展示場での客寄せ、温泉旅館の大広間、ディスコ・バンドのトラ、お祭りのイベント、やっとホテルでの仕事かと思いきゃ、パーティーのダンス・バンドときたもんだ。行く先々で『話が違うじゃない?!』って、マネージャーに詰め寄ったってどうにもなるもんじゃない。事ごとく裏切られ、次第にみんな無口になって行く。結局、「放送局の人」というのにしてやられたって事?!。『大橋純子&美乃家セントラルステーション』を歌謡コーラスバンドだと思った、と言ってたとか・・・。ホント、情けないったら!、とほほよ。仕事を半分程キャンセルしてもらい、さんざんな思いで北海道から帰って来たのでした。その2年後くらいかな・・・?、我らがブレイクしたのは?。
と、こんな『悲劇の船上ライブ』に比べたら、いや、比べ物になりません!!!。今回は外国航路の豪華客船で、セレブな方々をもてなすディナー・ショーですもの。そうよ、こうでなくっちゃ!。まるでホテルそのものが海を走っているような感じ?。優雅な気分で、洋上ライブを満喫させていただきました。『揺れ?』、『ちょっと立ちくらみかしら?』くらいのものよ。ハ、ハ、ハ。