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2004年2月アーカイブ

 一行を乗せたバスは粉雪まじりの中、10時過ぎに鷹栖メロディーホールを後にしました。気温は大分下がって来たのでしょう、路面が凍っているのを感じます。先ずは近くのコンビニに立ち寄り、それぞれ必要な物を購入。お酒類、おつまみ、駄菓子にカップ麺・・・なんたって夜中の3時に着くんですもの、ひもじいのは寂しい。情報に寄ると、周りは何もないらしい。おまけに峠を越さなければならないらしい。万が一遭難(?)でもした日にゃ・・・やっぱり飲み物と食物は買っておこう。だれ?!、『ろうそく&マッチ』セットまで買った?!。いくらセールだからって・・・どうなの????。

 こんな時は『晴れ女伝説』もバカになりません。いつの間にか雪も止んで、しんと冷える真っ暗な夜道ではありますが、順調に走り続けました。何と言っても運転手さんに感謝です。この行程をずっと付き合っていただきましたもの。おまけに、予定より30分程早めに目的地に到着する事が出来ました。ありがたい。確かに周りは真っ暗ですが、サロマ湖温泉のホテルは思ったより大きく、ゆったりしていて快適でした。一同ホッとしながらも、慌ただしくお風呂場へと散って行きました。露天風呂がいいとは聞きましたが、こんな真っ暗な中でどうなんだろう・・・?。

 翌日は当然ゆっくりなわけで(スタッフ以外は?)、私も昼から噂の(?)温泉に入りました。広々としてて、サウナもあって、窓一面にサロマ湖が広がって・・・もう、ご機嫌!!。これからステージだって言うのに、すっかり旅の気分を満喫してしまいました。お陰で、疲れ気味だった体もノドも回復、思いっきり最終ステージは弾けました。サロマ湖と言えば・・・今の時期はカキだそうで・・・。ステージでそんな話をしたものですから打ち上げは、海産物満載の豪華なものとなりました。主催者の方々の御好意で、カキ、ホタテ、たらばがにですぞ!。もう、飲めな~い、食べられな~い、と満面の笑顔でホテルに戻って参りました。

 道産子の私でも初めて見たサロマ湖は、海かと思うくらい大きくて、この時期は険しい表情をしています。もちろんこの湧別町でのコンサートは初めてでしたが、皆さんと会えて、喜んでいただけて、「やっぱり、生のライブはいいやね」・・・あらためて思ったツアーでした。日本はまだまだ広いです。あとどのくらい、どんな所まで行けるのかわかりませんが、出来るだけ『生で』皆さんの前に立ちたい、とつくづく思った今回の北海道極感ツアーでした。近々の来演を約束しつつ、翌日はオホーツク紋別空港より帰途につきました。

 そして、我々はまたレコ-ディングの日々に突入しています。アニバーサリー・イヤーにつき、休むヒマなどないのです。一気に突っ走る今年のオオハシです。次から次へと盛り沢山な企画で、皆さんを賑わしますので、よろしく!。乞う御期待です!!。(でも、今日だけはマッサージに行かせて!、おねがい!!!)
 極寒の北海道3ケ所ツアーが終わりました。温度差20度と聞いて、さすがの私も退きましたが体感的にはそれほどではなかったみたい。でも初日の帯広は最低気温、マイナス17℃と、やっぱり寒かった。久々にどっかり積もった雪を見て、子供時代を思い出してしまいました。何と言っても、すっきりしていて、呼吸が楽で・・・やっぱり空気がきれいなのね、北海道って!!。

 二十数年ぶり(だったそうな?)の帯広でしたが、満杯のお客さまに乗せられて、気持ち良く終えられました。あったかいコンサートでした。終わって、主催者の皆さんに打ち上げをやっていただきました。北海道名物ジンギスカンをたらふくいただき、十勝ワインを堪能させていただきました。ひつじとは思えない程、においもなく、脂もしつこくなく、やわらかく、さすがでした!!。主催者の皆様、本当にありがとうございました。でも・・・ちょっと野菜不足ね?!。

 翌日は一路、旭川へ。メンバー、スタッフ全員でのバス移動です。乗り日と言う気楽さもあって、何だか旅行気分?、みんなウキウキしているんだもの。「修学旅行みたいでたのしいね?!」って、ロクさん。「旭川に着いたらラーメンだ!!」って、みんな決めていたみたい。チェック・インするやいなや、パッと散って行きました。もちろん私だって!。去年行けなかった『天金』へいざ!!。「今や、ラーメンと言ったら旭川でしょう!。ずば抜けています!!」とバンマス。確かに!。数えきれない程の有名店、銘店あれど、なかでも『天金』『青葉』は是非とも押さえたい、通のラーメン店でしょう。でも・・・やっぱ、野菜不足じゃな~い?!。それと、痛風のおじさん達、いいのかなぁ・・・???。

 翌2月4日は、旭川の隣町である鷹栖町でのコンサート。車で30分くらいなので朝もゆっくり、余裕です。ここは『オオカミの桃』という、トマトジュースで一躍有名になった町。農産物の宝庫です。このネーミングにもしびれますが、ホントにトマトとは思えない程、甘くて、美味しいジュースでした。新鮮な風味とさっぱり感は果物のよう。思わず、ステージで「ジュンコの3分クッキング」を披露してしまいました。

 細めのパスタ(例えば、バミセリ=エンジェル・へア-・パスタ)を御用意。このトマトジュースをあっためて、軽く塩、コショウでお味を整えれば、スープ・パスタの出来上がり。お好みでガーリック、バジルを加えれば一流レストランも真っ青。他に、野菜たっぷりのミネストローネ・スープなんかも、即席で出来ちゃうわね。ここんところの野菜不足を一気に解消、とばかりにみんな、がぶがぶ飲んでおりました。乾いた体に、気持ち良くしみ込んで行った事でしょう。

 ステージはもちろん、大盛況。お土産に『オオカミの桃』をいただき、後ろ髪を引かれつつ(打ち上げはなし)一路、サロマ湖をめざします。今回のツアーの山場です。何と言っても『でっかいどう、北海道』です。ステージ終了後、スタッフの片づけを待ち、10時過ぎにホールを出発しました。サロマ湖のある、湧別町の到着予定は午前3時とか?!。極寒の北海道を北へ(東へ?)向って、ひた走り。夜行バスの旅のはじまりです。ひゃ~~~~~!!!。(つづく)
 今日から2月。今年は、年明けから何だか慌ただしい。去年から引き続きのレコーディングが大きいけれど、イベントのステージやコンサート、企業のイメージソングの録音もあれば、さすがに頭が疲れます。ホッと一息、事務所の社員旅行でグアムにも行って来ました。いつになく何かと忙しく過ぎた一月でした。

 明日から極寒の北海道ツアーに出ます。今年、もう一つの山場です。帯広から始まって旭川の隣の鷹栖、そしてサロマ湖近く(らしい)の湧別町と、私にとっても初めて訪れる町(帯広以外は)でのコンサートです。行程4日間のツアー(戻り日を入れると5日間)ですが、何たってひろ~い北海道です。移動は当然バスになり、それも夜行移動が必至となります。体力勝負はもとより、真冬の北海道を移動する訳で、何が起こるかわかりません。願わくは、大雪だけは勘弁してね・・・と言いたいところです。

 初めての場所は、それはそれで燃えます。お客さまは初対面だし、一体どんな『生ステージ』なのか、興味深々で来るに違いないからです。いい意味で予想を裏切る、元気で弾けたステージをお届けするつもりです。
いつものように、メンバー全員で乗り込めばこわいものナシですよ。なんたって、ステージは楽しいんですから。スタジオでの作業に比べたら、どれだけ精神衛生上いいか・・・最近つくづく思います。泣いても笑っても一発勝負、ステージはふんぎりと集中力でやるっきゃない!。全身にピーンと張り詰めた緊張感は、他では味わえない醍醐味があります。それだけに、終わった後の脱力感と爽快感がなんとも気持ちいい。いいステージの後の一杯のビールが、これほど美味しいと思える瞬間は他にはありません。これを求めてステージをやるんだ、とメンバーのおじさん達は言ってます。・・・・?????。

 さて、気分を切り換えて、元気に出かけましょう!!。待っててね~~~~!!。