今日このHPのディスコグラフィーがやっと、完成しました。最後の一枚だった『マジカル』の写真、音が出そろい、いま編集長にコメントを送りました。もうすぐアップされるはずです。思えば、この最後の一枚を探すためにいろんな方にお手数をかけました。結局は身近なところにあったのですが。私がN Y 時代にお世話になった方が保管しててくれました。奇遇なのはこのジャケットが今は無き、ツインタワー・ビルの写真であった事。このアルバムが私の手許に戻ったのが去る6/27日のスィートベイジルのライブであり、この時ニューヨーク時代が今の私にどれほど大きく影響したか・・など話した後だった事。人生のターニング・ポイントをニューヨークで過ごし答えを出させてくれた街であり、友人に出会えた今も大切な街であること。だからこそ去年の大惨事は私にとっても大きな衝撃であり、悲しい思いや、辛い気持ちでいる方々への応援歌として『微笑むための勇気』を作ったのだと話したところだったのです。一瞬、ツインタワー・ビルがあまりにもくっきりと建っている様にドキッとしました。夕闇にそびえ建つニ本のビルがほのかに夕日でオレンジ色に写り、悲しいほど優しい風景なのです。裏ジャケットは夕焼けに黒いビル群です。ビルの窓明かりがきれいに並んで、そろそろ仕事を終えてホッとした人達の吐息が聞こえるようです。懐かしいニューヨークの生活が思い出され、その時代に入りそうになります。
昨日シカゴから里帰りをしている友人と会いました。7年ぶりくらいの再会でした。その前に会った時は3歳だった娘もすっかり大きくなって面影も思い出せないほど。日本語が上手で戸惑いはありませんが、東京の子と比べると素朴で素直な気がしました。目に入る日本の子達がませてるのか、頭でっかちなのかな?。その後夕方からは別の友人(ミシガンに住んでいる)と会いました。彼女は10年ニューヨークに住み、結婚してミシガンに移り住んでいます。そのニューヨーク時代に弁護士事務所で知り合いました。多分私がビザの延長をしようとした時にお手伝いして下さったのだと記憶しています。若くて、美人で、知的で羨むほどのステキな女性です。彼女とも7、8年ぶりだったと思います。重なる時は重なるものです。会ったとたん、いきなり「この先日本はどうなるんでしょう?。」と投げかけられました。外側から見ると今の日本はとても頼り無く見えるそうです。いざと言う時に『柱』が無いように思える、そんな風に言ってました。アメリカは去年のような大惨事に遭遇するといざ、と誇りや愛国心から人は一気にまとまり、この国を守るのは自分達だと言う意識が高まるんだけど、日本もそうなんだろうか?。そんな風には思えないのになぜ、明日は我が身という緊迫感がないんだろうか?。日本にだって考えられない事じゃないでしょ?!。世界を見たっていつ、何か、どこかで起こっても不思議じゃ無いくらいに緊張状態なのに・・・。おっしゃる通りです。いつから日本はこんな風にほんわか(?)しちゃったんでしょう。足下が頼り無いのにどうして不安じゃないんでしょう。耳をすませば、隣では若い女の子3人が何だか真剣に話しています。どうして離婚するのか、と言う内容らしい。あまり真剣に話しているので、仲のいい友達の事かと思えばアムロちゃんのことでした。は〜あ・・・・・?!。