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日記11_07

 ちょっと間があいちゃった内にもう11月なのね。私は・・・と言うと、先月はどこも「秋祭り」のせいか週末ごとに野外ステージに立っておりました。熊本のおしろ祭りでは初めて、あの・氷川きよしさんにお会いしました。す、すごい・・・!。噂には聞いていたけど「♪やだねったら、やだね!」のところで客席の若い子達が一斉に、手振りと叫び(?)で唱和するのを目の当たりにしました。その昔、アイドル全盛時代に見た光景を彷佛とさせるようでした。どの時代にも『アイドル』は不滅なのだ・・つくずく思ったものでした。ステージのハデさ(この日は真っ赤なマオ・カラーのスーツでした)とは違って、普段は素朴な好青年のように見えました。何たって今が大事な時なんでしょうね。ガッチリと周りはガードされておりました。熊本城が夜目にくっきり浮かび上がってそれは、それは幻想的でしたよ。この日は私はバンマスとおっさん(ギターの土屋さんのニックネームです)というコンパクトな編成で、4曲のみのショート・ヴァージョンでした。せっかく熊本に行った事だし、ベースのロクさんのお薦めもあり、「大黒らーめん」を食べて無駄のない一日を過ごして来ました。二日後、熊本からメールがきてホール・コンサートが見たいとありました。そう言えば久しくコンサートでは行っていませんね。何度か野外のイベントでは行っているんですけど・・・。私達ものぞむところです。コンサート、是非実現したいですね。

 そして11月3日、新神戸オリエンタル劇場でのコンサートで『QUARTER・ツアー』が一応終了となりました。あいにくの雨がパラつく空模様ではありましたが、いつも通りの盛り上がりで無事にステージは終了しました。来て下さった皆さんに心より感謝致します。ありがとう。このホールでは初めてでしたが、小振りにも拘らず格調高く素敵な造りのホールでした。客席のイスが大きく、おまけに張ってある布のゴージャスな事!。『ソファ?』は、大袈裟ですがうっかりすると寝てしまうかも・・・?と、言うくらいゆったりしたイスなんです。どちらかと言うとクラシック向きな劇場なのかしら?。極端に反響を押さえた造りのようでした。始まる前の客席のざわめきがそででも全く聞こえないのですから。あまりの静けさにドキドキしちゃいました。後で関係者に聞きましたら会場内では適度にざわめいていたと言うんです。な〜んだ、そうだったのね。正直あの静けさに緊張感が高まりましたよ。あ〜ら、心配して損しちゃった。それくらいこのホールの特徴は反響しないのです。つまりデッドなホールなんですね。そんなこんなありつつもコンサートは無事に進み、私達はその足で慌ただしくも駅に向かったのでした。何人か知り合いが来てくれていたにも拘らず、挨拶もそこそこに、です。何度も言うようですが、その昔は名古屋から先は泊まりが常識でした。何で神戸まで来たのに日帰りなの?!。後ろ髪を大いに引かれて新幹線に乗り込んだのでした。よって「お疲れさん!」のビールは車中にてこじんまりと乾杯することに・・・。せめて、と「神戸ビール」を未練がましく飲んで帰ったのでした。帰りの長かった事・・・・・。

 翌日コンサートに来て下さった数人の方からメールが届きました。早速、有り難い事です。今の時代、ホントにこれがすばらしい。すぐに『声』が返って来るんですから。「また神戸に来て下さい」とメッセージが送られて来ました。「今日は来て良かった」と言うメールに、私達も元気をもらって、また頑張れます。ホントに有難う。身体に気を付けて、あと30年(?)くらい長〜いおつき合いをおねがいしますよ!!。