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21世紀初のレコーディング日誌 初日!

 今日6月5日レコーディング初日。待ちに待った2年振りのレコーディングです。『タイムフライズ』に続いて我がバンドでのレコーディングは2作目になります。前作も密かに評判を呼んだので今回はますます力が入ります。'見てろよ・・・'って感じ?!。今回はSOUND CREWスタジオに御協力をいただきここで作り上げる事になります。何度かリハーサルでこのスタジオには来ているので勝手知ったる何とか・・・てな具合ですから心配はありません。おまけにステージ周りでず〜っと前からの付き合いもあり、良く知っている間柄です。このスタジオのいいのはもともと楽器レンタルの会社ですから使いたい楽器は何でもある、というところも魅力です。考えて見ると非常に便利なスタジオと言えます。ホントにありがたい!。

 さて初日の今日は先ず、リズムセクションから録音が始まります。アレンジャーのバンマスは自分のパソコンを持ち込んで、来る早々画面とにらめっこです。他のメンバー(ロクさん、ウエちゃん、タマちゃん)はいつでもいいよ、の構え。サウンドチェックも済んで、いよいよ一曲目に取りかかります。私は4人とは隔離されたブースで仮歌(かりうた)の役目です。テンポやキーを決めるのに重要なガイドを勤める訳です。歌手としての私の出番はず〜っと後ですがこうして逐一見守って行き、暖めて行く事で愛情を注いで行くのです。時々口も出しますけど。今回はウエちゃんのはまり(?)もなく、割とスムーズに運んでます。良かった!。
一曲目無事終了、御飯を食べて二曲目に突入。このアルバムのコンセプトは前回に引き続きJUZZ FUNKという事で、その元祖であるS.WONDERに敬意を表して彼の曲を一曲カバーする事にしたのです。今日のニ曲目はそのカバー曲をレコーディングしました。曲?、それはまだ秘密です。お楽しみに!!。何だかんだ言ってる内に初日はとどこりなく終わりそうな気配です。「初めよければ終わりよし、終りよければ全てよし」の言葉通り幸先のいいスタートが切れたようです。今日のところはこれで日記も閉めないと・・・・。(実は仮歌の合間にこの日記を書いていたのです。私も今回は自分のパソコンを持ち込んでまさに実況でお伝えしています)

 最後にバンマスからコメントです。『私もバンマスのぼやきを更新しろとウエちゃんからせっつかれているのですが、レコーディング準備に追われて手がつけられません。お許しを・・・』とのこと。ご了承下さいませ。