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ブルーノート福岡にて(入籍おめでとう!)

 初出演のブルーノート福岡でのステージ無事に終えました。実際、博多での公演はずいぶん久しぶりの事。それだけでも興奮と多少の緊張は隠せません。おまけに客席が近いステージです。私はいつも通りにやれることを祈りつつステージに臨みました。一歩踏み出したとたん、熱気と拍手に包まれてステージに向かう足取りが思わず早くなる。メンバーの笑顔を確認、それを背中に感じて歌い出す。全体を見回しながらお客さんの雰囲気を探り、気持ちを受け止める。先ずはこの一瞬が決め手となるのです。お客さんの笑顔とぶつかる度に私の気持ちから緊張が消えて行きます。本当によく来て下さいました。遠くは長崎や、山口からも来て下さったと後で聞きました。二日間、4回のステージはそんな皆さんの声援で気持ちよくやらせていただきました。終わった後のビールがことのほか美味しかったのは言うまでもありません。ライブと言うくらいで毎回が同じ様にはいきません。そこがまた、不思議で面白いところです。ステージの模様はBack  Stegeの「バンマスのぼやき」にお任せするとして、私の方はHP に寄せて下さったメールから素敵なエピソードを御紹介したいと思います。

 二日目(3/23)の2ndステージにはその日、入籍を済ませたばかりのカップルが来ていたのです。3年前の今日、気持ちを確認し合えたので入籍はこの日に決めたと言う事でした。彼が言うにはその時、決め手となったひとつに私の『愛は時を越えて』があったというのです。エピソードはこうです。当時北九州から彼女に会うために車で福岡に向かっていた時のこと。私の『Miscellaneous』というアルバムをお供にひたすら走ったのだそうです。2年ほどブランクがあって彼女と久しぶりに会い、ひとしきり話した後'今の自分の気持ち・・'と『愛は時を越えて』を聴かせ、そのまま帰ったそうです。翌日彼女から電話があって・・・3年後の今日、入籍というハッピーエンドになりました。そして偶然にもその日、たまたまブルーノート福岡に大橋が来ると知って、またしても不思議な縁を感じたというメールを下さいました。本当におめでとうございます。勝手に取り上げてしまって申し訳ありません。まるで映画のように素敵なお話だったのでこの場をかりて'おめでとう!!'を言いたかったのです。私も歌手としてこんなうれしいことはありません!。私の一曲が出会いや、出来事のきっかけになっていたり、思い出の一場面に登場しているなんて。なんて!ステキでしょう。ホントに歌手冥利に尽きるとはこの事ですよね。あの場にいた全ての人達の気持ちを代弁して、どうぞ末永くお幸せにね。

 また別の女性からもメールが届いてました。'パワーをもらった''変わってなくて良かった''諦めず増えた3.5Kg 落とすぞ'???とか、いろいろ。ホントにありがとう。言ってみるもんよね・・・と言いながら
HP を紹介させていただいてますが、皆さんからの声がホントに力になります。今まで(今もですが)フアンクラブを持った経験がないので、聴く側からの声は数人の方からのお手紙でしか聞く事が出来ませんでした。
このメールと言うのは、電話と手紙の中間のようで出す方も、もらう方も気軽な感じがしますよね?。お陰で今頃になって皆さんからの生の声が聞けるようになりました。また私の方からも気持ちや意志が伝えられる機会を得て、何より進歩に感謝です。出来るだけ情報をお伝えしつつ、やっぱり生でお会いする事がより多く出来るよう頑張って行こうと思います。(私もズ〜っと変わらないよう努力します?)

 今回10年振りくらいで友人とも再会出来て、大ハッピーな博多の夜を過ごしました。一足早く春の気配にも触れ、浮き浮きした気分で東京に帰って来ました。また近々行けますように、そして友人とも皆さんとも近い将来またお会い出来ますように!!    サンキュー

                                    大橋純子