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01_02_13

 HP 公開まで準備に時間がかかっているらしい。
このところ停滞している様です。仕方がないから叉、私のひとりごとでも書きますか‥‥。
そんなに事件なんてある訳ないし(私の身の回りでは ってことよ)。

うらはらに世の中は次から次と事故やら、事件やら続出してて"平穏"なんてことはほど遠い今日この頃。
景気は回復する兆しも見えず、私達の未来はどうなるの?!って聞きたいわよね。誰に??。
世界の中の日本・・・なんて意識は到底なく、日々の生活の中にこじんまりと埋もれてる。これじゃイカン!
やらなきゃならない事はあるんだけど・・・。まったく!、怠惰な自分に嫌気がさします。(今日はなんだか鬱ね、私)

フッとある友達を思い出しました。実に勝手に生きてる奴です。
ロンドンにいるヒロコのこと。彼女は九州は博多の人間です。もう20年以上も前に知り合って、コンサートで博多近くに行くと必ず会いに来てくれたり飲みに行ったり。妙に気が合うんです。いつだったかはヒロコの家で打ち上げをやってもらったっけ。何しろ面倒見がいい。その彼女としばらく御無沙汰した後にある時、突然ロンドンから手紙が来たのです。
しばらくここにいる、という最初の手紙。それから数年たって、イギリス人と結婚したというクリスマス.カード。ロンドン郊外に新居をかまえて幸せにやってるという知らせが追って来ました。
バリバリの博多っ子で、イキのいい博多弁で、さっぱりとした性格のいい女です。確か同じくらいの年だったと思います。
20代で結婚、離婚。男の子が一人いてもう、その子も社会人になったのわね。彼女いわく、子供も成人してこれからは自分の人生を自分のために生きるのだ、と。
そんな矢先の結婚の知らせでした。私もあんまり驚かなかったけど。ヒロコらしい攻めの人生だと思ったくらい。とにかく女にしとくには勿体無いくらい、いさぎよい女です。

その彼女から先日手紙が来ました。私が遅ればせの年賀状を出したのでそれに返事をくれたのですが、便せん6枚くらいの熱い手紙と写真でした。手作りの庭が完成した事、ハーブや野菜を植えた事、暇に任せて描いていた絵が賞をとって個展をやるようになった事、雑誌にエッセイを書いてる事。隣近所の主婦を集めて庭のハーブや野菜でパンやスコーンの講習会(?パーティー?!)を主催している事等々。
いかに積極的に、意欲的にに生活しているかを綴っていました。基本的には専業主婦をやってます。今の御主人との間には子供はいません。たっぷりある時間をいかに無駄なく、面白く生きられるかに執着しているのがうかがえます。彼女のスタイルは頑固なくらい自分流で時代に流されず、影響されません。ある意味時代錯誤とも言えます。必要のないものにはいたって無関心ですから。
でも見習うべきは、自分の好き嫌いに正直に行動しているということかな。いかに自分が楽しめるか、興味が持てるかということを大事にする。人がどう思うか‥‥なんて関係ないね、って感じ?!。
人生において主役は自分なんだってことちゃんと知ってる。

ハッキリ言ってヒロコが絵を描くとか、庭を作るとか・・?。考えられませんでした。(おどろき!!)

彼女はロンドンで自分らしい、これからの生き方を見つけたのです。そして伴侶も。勿論、今に落ち着くまでには苦労も努力もしたでしょうけど。手紙によるとあちらでの友達は色々な国の、それもほとんど男友達らしい。昔から男の方が話してて面白い、と言ってましたから。外人を諸共せず博多弁でまくしたててるヒロコが浮かぶ様です。ホント、威勢がいいんだから。誤解の無いように言っときますが、私の知る限り'女'を武器にするタイプでは誓ってありません。反対に女とは思えないくらい、面白い奴だと重ねて言っておきましょう。たくましい、魅力的な人間です。自分でも言っているように今や、頑固ババアに向かって行ってるそうです。その彼女が数年の間にこれからの人生、やりたいようにやって、向かうべき方向と場所を確立したという事が驚異なのです。まさに新たなる(何度め?)人生を、です。とにかく突進して行くタイプ。でもダメ、となったらサッと引いて追いかけない。女々しいのが嫌いで、おおざっぱなくらいきっぱりした性格で、気持ちいいくらい肝っ玉母さん系ですよね。
頭が下がりますよ、ホント。特にこんなウダっとしている時なんか。

ここで教訓、『自分を信じて限りある人生、悔いなく面白く生きる』ということかな。だって自分のものじゃない?!、って言われそうですね。もっとどん欲にならなければ 、でしょ?。

バイタリティー溢れる手紙を読み返しては、勇気をもらい、強さを見習い
私も'いさぎよく'、'カッコよく'(まだまだ遠いけど)シャキっとしなきゃ、と気合いを入れ直す大橋でした。  ハイ!