〜サンフランシスコ・ニュー・イヤー・パーティー編〜

 明けましておめでとうございます。本年初の大橋バンドLiveは海外公演になりまして、取り敢えず、成田空港集合です。集まったら、取り敢えず飲みます。これから飛行機に乗って、飲みまくるというのに、飛行機に乗る前から飲んでます。ちなみにこの時点でバンマスはビール2杯で500ミリリットル程ですね?
(ウエムラ)
 これはこれはウエちゃん、無事にサンフランシスコ公演を終えてうれしい限りですな。で、振り返ってコメント書けって言うのね。で、のっけにこれかい?!そうですそうです、だって飲むしかないじゃん。ここではエビス・ビールの中ジョッキ2杯飲みました。まだ、飛行機乗ってません!
(バンマス)
 8時間のフライトを経て、サンフランシスコに一行は到着しました。とにかく時差ボケ解消の為に眠気を酒で誤魔化して、初日は観光です。サンフランシスコのダウンタウンを一望する展望台でお上りさん的集合写真。この時点で、六川さんはフライト中のワイン3本プラスα、バンマスは更にビールをあおっていますが、更にこの後海岸沿いのドイツ生ビールの店で、盛大に盛り上がり、各人もう1リットルづつ摂取する事になります。
(ウエムラ)
 機内は省略でいきなりですが、シスコです。まぁよくある記念撮影というもんでね。まぁ、ミュージシャンだって人の子、これぐらいはやりますよ。訂正しておきますが、私は機内ではビール飲んでおりません。食事の時に赤ワインをいただきました。そして、この後に行った「ゴードン・ビアーシュ」では0.5リットルのビールを2杯です。こりゃ、ウマカッタ!
(バンマス)
  バンマスの裏情報により、この日の観光のハイライトであった閉店寸前のタワーレコードの8割引セールですが、見事タッチの差で閉店になっており、店の前で空しく引き上げざるを得ませんでした。レコード産業も変化が著しい昨今、さびしーですなぁ。
(ウエムラ)
 タワーレコよ、遅かったか!!!"Going Out Bussines Sale"には間に合わなかった、残念無念。もし、間に合っていたら時間が許す限り、通っていたでしょう。しかし、ずいぶんお世話になっていただけにサビしいですなぁ。
(バンマス)
 そして夕食でしこたま飲んだ後、ホテルにチェックイン。ユニオンスクウェアの夜景は綺麗ですなぁ。情報によると、バンマスは部屋に入っても更にバドワイザーを3本も空けたそうですが、一体、どのくらい飲めば気が済むのでしょうか?
(ウエムラ)
 メンバー全員の部屋からこんな絶景が見える感じでしたね。実行委員会の皆さんの有り難い配慮に感謝ですね。部屋の中も最高でした。さすが超高級ホテル!そんでもって、また飲んだかって?缶ビール3つ、確かに飲みましたよ。もう、どうにでもしろっ!てんだ。
(バンマス)
 さて、翌日は時差ボケ解消の為…、ではなく、機材チェックの為のリハーサルです。ホテルのバンケットルームを二つ借り切ってのリハーサル。ゴージャスです。アメリカは流石に空気も乾いているし、電圧も高いしで、音が良く鳴りますよね。気持ちいぃー。こういう所でのゲリラレコーディングも良いですよね?
(ウエムラ)
 2日目、おかげさまで二日酔いにもならず、元気に朝食を平らげてリハーサルにのぞみました。レンタルした楽器はすべてバッチリ。これで、準備万端、本番は楽しみましょう!だけど、何でオッサンは中腰でギター弾いてんの?
(バンマス)
  リハーサルの後、純子さんは記者会見。今回は北カルフォルニア日本商工会議所主催の新年会の為の公演です。ホテルもそうですが、諸々の対応が物凄くリッチ!うーん、やっぱりアメリカは景気が良さそうですなぁ。
(ウエムラ)
 ウヒョー、カッコイイ!記者会見まであるとはね、驚きました。この日のジュンコさんは一切の暇なしの過密スケジュールでした。ご苦労様!
(バンマス)
  夜は個人的に大緊張のサンフランシスコ日本領事館主催のウェルカムパーティー。領事館はハリウッド映画の撮影にも使われたという歴史のありそうな大邸宅。とにかくゴージャス。純子さんはリクエストでバンマスと共に「You are so beautiful」をマイク無しのフルアコースティックで熱唱。これが素晴らしかった!バンマス、お見事!
(ウエムラ)
 キャー、ドレス姿のジュンコさんのお美しいこと! で、後ろでピアノ弾いておりますのは、珍しくジャケット姿の私でございます。こういうシチュエーションでやるのも気持ちいいですね。で、この日本領事館はスティーブ・マックィーン主演の名作映画「ブリット」のオープニング・シーンの撮影に使われたそうです。帰国したらチェック、チェック。とにかく、素晴らしい邸宅でした。それにお食事がまたおいしかった。京風のおせちとお寿司という純和風の料理をすっかり堪能させていただきました。
(バンマス)
 最後に領事館、商工会議所の皆さんと一緒に記念撮影。僕は領事に外務省の裏金問題を追及すべく鼻息を荒くして乗り込んだのですが、流石に外交官の皆さんはプロ!豊富な海外経験に裏打ちされた気さくなパーティートークで我々を楽しませてくれて、気が付いたら滅茶苦茶良い気分になって帰って来てしまいました。完全に僕の負けです。
(ウエムラ)
 山中総領事ご夫妻とジュンコさんを中心に記念撮影です。我がメンバーも全員スーツ、ジャケット着用でしたが、皆さんなかなかいい感じでしたよ。そうそう、ウエちゃんが一番パーティトークで盛り上がってましたね。海外の話題から日本の教育問題まで熱く語っておりましたっけ。
(バンマス)
 翌日は時差ボケも治った事ですし、本番前のリハーサルです。正面の文字は「縁(えにし)」だそうです。びっくりしたのはこの会場の音響システム。通常この規模になると、ステージ両脇にスピーカーの山がドーンとあるのが常識なのですが、それが無いので、恐る恐るスタッフにメインスピーカーは何処だ?と尋ねると、レストランの拡声器程度のスピーカーを指差して「あれがメインのスピーカーだ。」と言われて目が点。よくよく聞いてみるとMayerというブランドの最新システムだそうで、会場にまんべんなく置かれた小さめのスピーカーからちゃんと位相を調整して音を出すという代物。これがびっくりするくらい音像がクリアーで、会場のどの位置からもほぼ同じような音量とクリアーさで音が聴けるというハイファイなもの。目から鱗でした。
(ウエムラ)
 ショウ当日のサウンドチェック&リハーサルの模様ですね。この時はまだどことなくナーバスな気分でしたね。やはり日本でやっているようにスムースにはいきませんもの、しかしアメリカのスタッフの腕はやはり確かでしたね。いろいろと刺激になりました。それから、PAシステムね。調べましたよ。たぶん、MayerではなくMeyer Soundだと思います。これは大規模ドームから小規模PAまでこなす有名メーカーでした。日本でも使われているようですが、このように小型でハイパワーのスピーカーシステムを見たのは初めてしたね。日本でもじょじょにこのような効率のいいシステムが取り入られていくかもしれませんね。とにかく素晴らしかった。
(バンマス)
  という訳で環境はバッチリ。我らがバンマスはノリノリで、いつもの3倍位の鼻息の荒さで、オルガンソロをキメてくれました。鼻息、見えます?ホントに凄いんですから。
(ウエムラ)
 すみません、マシュ・ケ・ナダでオルガン暴れちゃいました。だって楽しかったんだもん!あんただって、ドラムで最後に大暴れしてたじゃん!おあいこおあいこ、ね。
(バンマス)
 照明で白く飛んじゃってますが、中央に純子さんが見える、はずです。天井のシャンデリアの前にチラッと映っている黒い四角い影が、件のメインスピーカーのうちの一つですよ。余りに小さいんで最初はどうなる事かと思いましたが、凄く気持ち良い鳴りだったそうですよ。うーん、日本に早く入って来ないかなー。
(ウエムラ)
 会場のサウンドは大変ナチュラルで、聞きやすかったらしいですね。それとステージ上も実にクリアでした。生音とのまじりが良いというか、全体に一つの鳴りになってつつまれているって感じかな。とてもリラックスできる環境でした。
(バンマス)
 懲りない我々は公演後のオフィシャル打ち上げの更に後に、先発帰国組の壮行会まで開いてしまいました。この店は初日にも来たお店で、ウェイトレスのラナ嬢がキュートで、キュートで…。ワインを3本も空けてしまいました。
(ウエムラ)
 植村、六川、和田はこれで帰国、最後のシスコの夜は初日行った赤いソファのダイナーです。ショーもうまくいったし、ラナちゃんとも再会できたし、安心しきってワイン3本軽々空いてしまいました。それと、ステーキも食ったし、これでもうオイラは言う事ないよ。
(バンマス)
  翌日、先発帰国隊オヤジ二人組は見送りのマネージャーカルメン小澤女史を朝も早よからセクハラです。カルメン小澤女史は日本側唯一のスタッフとして、八面六臂の活躍で株を上げました。どうやらそのお褒めのチューらしいです。
(ウエムラ)
 先発隊の出発時のセクハラとは何よ!感謝のキッスってもんでしょーが。ここはアメーリカでしょ?!頑張った人にはご褒美あげなきゃね。いやいや行く前に彼女にはさんざん無理なこと言ったりしたけど、無事にやり遂げたカルメンはエライ!
(バンマス)
  昨今のテロ対策で、セキュリティーチェックが恐ろしい事になっているだろうなぁ、と思われたサンフランシスコ空港の出国ですが、意外にあっさりと済んでしまって、ホッとしているオヤジ二人組です。空港内の後ろのオブジェは全部本物のSax。もったいねー、と思ってしまうのは音楽家の性でしょうか?
(ウエムラ)
 サンフランシスコ空港のサックス・オブジェの前で。本物がぶら下がってました。モッタイネェー、いやいや素敵でした。
(バンマス)
  一方、後発帰国組の連中は観光ですよ、観光!仕事の終わった後の観光は楽しーでしょうねー(僻み)。ここはサンフランシスコのベイエリアでしょうか?いいなぁ、魚料理食べたのかしら?
(ウエムラ)
 オー、こちらは居残り組の観光シーン、フィッシャーマンズ・ワーフですか?あまりにのどかで素朴な3人の雰囲気に涙が出そうです。
(バンマス)
  さてサンフランシスコの街にたたずむ、チョイ悪オヤジ二人組は、プロデューサー佐藤健氏、ギター土屋潔氏。健さんは海外に来ると異常に活発に行動するようになるそうで、この日は何をしたのでしょうか。土屋さんは先日の公邸のパーティーでは「男達の挽歌」的なマフィアのボス状態で、ホンマに海外の街が似合いますねぇ。奥さんが元モデル、というのもうなずけます。
(ウエムラ)
 これは、カストロでしょうか、たくさんぶら下がっているのがレインボーの旗ですかね。じゃ、まさかこの二人も?!あー、そうだったのか!!!
(バンマス)
  やっぱ、純子さん、食いに走りましたかぁー!これはカニ系のサンドイッチかな?やっぱり、アメリカはジャンクフードが旨いですよねぇー。まぁ、あんなモンをあんな量食ってりゃ肥満にもなりますわな!(食えない僻み)
(ウエムラ)
 おいしそうですね。ジュンコさんは食べたのでしょうか?サンフランシスコはアメリカでもグルメ・タウンだそうですな。機会があったら、次回はゆっくり楽しんでみたいものです。それから、私としてはサンフランシスコの名物地ビール"ANCHOR STEAM"をすっかり忘れていました。もうーバカバカバカ。
(バンマス)


コメンテーターの御紹介
Wada バンマス
職業:バンマス 年令:不詳 

Uemura ウエムラ
職業:太鼓叩き 年令:四捨五入で不惑